「ハンドドリップって難しそう」
「こだわらないと美味しいコーヒーは飲めないの?」
そんなお悩みにお答えします。
結論から言うと、
こだわらなくても美味しいコーヒーはできます。
しかも、
・スケール(計量器)
・温度計
・コーヒーサーバー
この3つは無くても大丈夫なので簡単にできます。
今回は、自宅で簡単に!しかも美味しくできるハンドドリップコーヒーの入れ方を紹介させて頂きます。
なお、この記事は「コーヒーに興味を持ち始めた方」・「ハンドドリップに自信がない方」に向けた内容になっています。
なので、コーヒー玄人の方はあまり参考にならないかもしれません。
1.簡単なハンドドリップ
今回、紹介するコーヒーの入れ方は『簡単』にこだわっています。
「プロみたいにきっちり計らないと美味しくできないのでは?」
そう思っている人が多くいらっしゃいますが、
そんな事ないんです。
適当でいいんです。
それでも十分美味しいコーヒーは作れます。
気軽に飲める事が、美味しさや素敵なコーヒータイムに繋がると思うからaya_hobbitは『簡単』であることにこだわります。
コーヒーが美味しくなる3つのポイント
コーヒー粉の量(14g / 1人)
お湯の量(160ml / 1人)
温度 (90度ぐらい)
このポイントさえ押さえれば誰でも美味しくコーヒーを入れる事ができます。
きっちりと計量器で計らなくて大丈夫です。
だいたい狙った量や温度にする簡単な方法がありまして、
・コーヒー粉はメジャースプーン山盛り一杯で約14g。
・お湯の量はコーヒーコップに多めに入れたら約200ml。
・コーヒーコップに入れたお湯をドリップポットに戻して、もう一度コップに入れれば約90度。
こんな感じで計量器を使わなくても、コーヒーが美味しくなるポイントを押さえる事ができます。
具体的には後ほど手順の項目でお伝えしますが、
ここでは、「だいたいで大丈夫なんだよ」ってことを覚えておいてください。
注意点は再現性に欠けること
やはり計量器と温度計を使わない分、再現性に欠けます。
計量器と温度計を使わないのでコーヒーを入れる度に、味が少しだけ違います。
そのため「カフェでお客さんに提供する」とか「コーヒーの分析をする」など同じ味が必要な場合には適してないかもしれません。
しかし、再現性がなくても美味しいコーヒーは作れます。
自宅で飲むなら、再現性をそこまで気にしなくてもいいのではないかと思います。
その日その時の味を楽しむのも素敵なことです。
簡単で気軽に飲めるのが一番だとaya_hobbitは思っています。
2.ハンドドリップの入れ方の手順
必要な道具
ドリッパー
ペーパーフィルター
細口のドリップポット
メジャースプーン
コーヒー
コーヒーコップ
手順
1.コップに多めの水を入れる
2.コップからドリップポットに水を移す。
3.沸騰したら火を消す
4.コップにお湯を入れる
5.コップに入れたお湯をドリップポットに戻す。
このお湯の移し替えで温度も90度ぐらいに下がっています。
1人で飲むなら、直にドリッパーをコップに装着してもOKです。
サーバーを洗う手間が省けるので楽になります。
ペーパーフィルターの紙の継ぎ目を折り曲げます。台形フィルターは側面と底面の2カ所、円錐形フィルターの場合は側面の1カ所です。
ドリッパーに軽く押し付けるようセットしてください。
コーヒー用のメジャースプーンで山盛り一杯のコーヒー粉を入れます。
山盛り一杯で約14gです。
一般的には10gが推奨されていますが、ここはaya_hobbitの小さなこだわりで14gをお勧めします。
ちょっと贅沢ですが多めに入れると美味しんです。
挽き具合ですが、ハンドドリップの場合は中粗挽きが一般的です。
これも好みによりますが、粗挽きだと「さっぱり」と、細挽きだと「しっかり」に濃度を変える事ができます。
初めに少量だけお湯を注いで、粉全体にお湯を馴染ませて下さい。
30秒ほどそのままにして蒸らします。
フィルターの中心から外側に向かって優しく「の」の字を描くように注ぐのがコツです。
蒸らす時間が長いほどコーヒーの味が濃くなりますが、蒸らしすぎは雑味も出てしまうのでだいたい30秒ほどで大丈夫です。
コップに入っているコーヒーの量は1杯150ml程になっているはずです。
これで完成です。
さらに簡単にするための道具は「電気ケトル」
電気ケトルがあるとハンドドリップがさらに楽になります。
コーヒーの抽出温度は90〜96度が推奨されていますが、この温度範囲を保つことが手動では少しめんどうです。
しかし、電気ケトルならば、お湯の温度を細かく調整できるので作業が楽になります。
また、自動的にお湯を沸かすため、お湯を沸かしながら他の作業を行うことができるので便利です。
3.美味しさにこだわるなら「コーヒー豆から」
自宅で飲むのであればハンドドリップにそこまでこだわる必要はないのかなとaya_hobbitは
考えています。
ハンドドリップの技術を磨くより、コーヒー豆にこだわった方がより美味しさに繋がると思います。
特に、コーヒーに興味を持ち始めた人はその違いに驚くと思います。
高品質なコーヒー豆は味と香りが全然違います。
コーヒー豆を選ぶ2つのポイント
コーヒー豆を選ぶポイントは以下の2つです。
- 豆の鮮度
焙煎後1ヶ月以内の豆であれば美味しくコーヒーが飲めます。
豆や粉を購入する際には焙煎日を確認してみて下さい。
焙煎日の表記がない場合、コーヒー専門店であれば店員さんにたずねて見るのもありだと思います。
- トレーサビリティが追える
トレーサビリティとは生産や流通などの履歴を遡ることができることです。
「生産国」「生産地域」「農園」「加工方法」などが表記されているか確認して下さい。
表記されていれば高品質なコーヒー豆である可能性が高いです。
豆の鮮度・トレーサビリティが追えるコーヒー豆はスーパーでは置いてないかもしれないです。
お近くのコーヒー専門店または、ネットショップで探してみて下さい。
スーパーと比べるとお値段が少し高くなってしまいますが、
格別な味と香りなのでより素敵なコーヒータイムになるのではないかと思います。
まとめ
この記事ではコーヒーが美味しくなる3つのポイントとハンドドリップの手順を紹介させて頂きました。
実際には、今回だけでは紹介しきれないたくさんのポイントがあります。
それでも、今回の内容が実践できるころにはハンドドリップの基礎力は十分に身についているはずです。
ただ、今回の記事で一番伝えたいことはこちらです。
ハンドドリップを頑張りすぎないでね
今日はこれだけでも覚えて帰ってください。
気軽に楽しくコーヒーを飲みましょ^^
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました