こんにちは、aya_hobbitです。
ブルンジのコーヒーは美味しいって知ってますか?
そうなんです、実はスペシャルティーコーヒーを産出する、世界でも評価が高い国なんです。
ですが、そもそもブルンジがコーヒーの生産国だと知らない方も多いと思います。
そこで今回は、そんなブルンジ産コーヒーの味わいの特徴や魅力について紹介したいと思います。
この記事を読むことで以下のメリットがあります。
・ブルンジ産コーヒーの味わいの特徴がわかる
・歴史や文化を知ることで、コーヒータイムがさらに楽しくなる
・焙煎度を変えたブルンジコーヒーの風味の違い
さあ、一緒にブルンジ産コーヒーの世界を楽しみながら、素敵なコーヒータイムを過ごしましょう。
ブルンジってどんな国?
ブルンジは東アフリカの小さな国です。
面積は約27,834平方キロメートルほど。
日本の九州地方より少し小さいくらいの大きさです。
人口は約1,100万人(2021年時点)で、多くの人々が農業に従事しています。
キリマンジャロで有名なタンザニアと国境を接しており、標高が高く、雨量が豊富で、豊かな火山土壌を持つため、コーヒー豆の栽培に適しています。
ブルンジのコーヒーの味わいの特徴
ブルンジのコーヒーの味わいは、フルーティーな風味と上品な甘さが特徴です。
フレーバーノートとしては以下のように評価されるのが一般的です。
フルーツの風味: ストロベリー・カシス・ブラックベリー・ブルーベリー・マンゴー・パイナップル |
花の香り: ジャスミン・バラ |
甘さ: 砂糖・ハニー・ダークチョコレート |
スパイシーな風味: シナモン・クローブ・ナツメグ |
これらのフレーバーノートは一般的な特性です。
具体的なフレーバーノートはそのコーヒーの品種、生産地域、栽培条件、処理方法などによって大きく変わることがあります。
そのため、ブルンジのコーヒーはその多様性と複雑さで評価されています。
ブルンジの主要な産地
ブルンジは東アフリカに位置する内陸国で、北にルワンダ、東および南にタンザニア、西にコンゴ民主共和国と接しています。
北部地域に主要なコーヒー産地が集結してます。
カルシ(Karuzi)
カヤンザ(Kayanza)
ンゴジ(Ngozi))
ブルンジコーヒーの歴史と経済背景
1930年代、ブルンジでのコーヒーの栽培はベルギーの植民地時代に始まりました。
この時、アラビカ種のコーヒーツリーが初めてブルンジに導入され、その高地の理想的な気候条件を活かして生産が始まりました。
1962年、ブルンジが独立を達成した後、政府はコーヒー生産を国の経済開発の中心的な要素とみなしました。
政府は農家に対してコーヒーの植栽を奨励し、そのために金融支援や技術支援を提供しました。
この結果、1970年代と1980年代にはコーヒー生産量が大幅に増加しました。
内戦と政治的な不安定性
1980年代後半から1990年代、ブルンジは内戦と政治的な不安定性に見舞われ、これがコーヒー産業に深刻な打撃を与えました。生産量は激減し、品質も低下しました。
コーヒー産業の回復
2000年代に入ると、ブルンジの政治情勢は安定し始め、コーヒー産業も徐々に回復しました。国内外の投資家やNGOによる支援もあり、品質向上や持続可能な生産方法へのシフトが進んでいます。
現在、ブルンジのコーヒーはその独特の風味と高品質で国際的に評価されており、特にスペシャルティコーヒーとして注目されています。
経済を支えるコーヒー産業
経済的な観点から見ると、コーヒーはブルンジの輸出収入の80%以上を占めていた時期もありましたが、ブルンジの経済の多様化とコーヒー以外の産業も成長しているため、現在の輸出収入は25%ほどになっています。
これらから、輸出収入の割合が変わったとしても、依然としてコーヒーはブルンジの経済にとって非常に重要な役割を果たしていることがわかります。
以上のように、ブルンジのコーヒーの歴史は、国の歴史や社会経済的な変動と密接に結びついています。
その一杯からは、単なる美味しい飲み物だけでなく、その土地の歴史や人々の努力を感じることができます。
ブルンジの主要な品種はブルボン
ブルンジで主に栽培されているアラビカ種のコーヒーは、ブルボン種と呼ばれる品種です。
ブルボン種は、その甘みと酸味のバランス、並びに複雑さからスペシャルティコーヒーの世界で高く評価されています。
この品種はまた、ブルンジの高地の肥沃な土壌と冷涼な気候に適しています。
その他にも、ブルンジでは一部の農家が新しい品種の導入を試みています。
これらには病気に強い品種や、異なる風味プロファイルを持つ品種が含まれます。
しかし、ブルンジのコーヒー生産の大部分は依然としてブルボン種によって占められています。
焙煎度を変えたブルンジコーヒーの風味の違い
浅煎り: フルーツや花のフレーバーノート、高い酸味、そして明るい風味が強調されるでしょう。しかし、一部の飲み手には酸味が強すぎると感じるかもしれません。
中煎り:フルーティな風味と花の香りは保たれつつ、苦味とボディが増します。これにより、全体のバランスが取れ、多くの飲み手にとって満足のいく風味になるでしょう。
深煎り: フルーティな風味は少し落ち着き、代わりに焦げた砂糖、ダークチョコレート、または焼きたてのパンのような香ばしい風味が前面に出ます。酸味は減少し、ボディと苦味が増します。
ブルンジコーヒーの特性を最大限に引き出すためには、浅煎り〜中煎りがおすすめです。
しかし、個々の好みや、飲む状況により、最適な焙煎度は変わるかもしれません。
ぜひ、ブルンジコーヒーを飲んで自分の好みに合った焙煎度を見つけてみて下さい。
ブルンジコーヒーを楽しむためのスイーツ【みたらし団子】
ブルンジコーヒーとみたらし団子の組み合わせは、甘味とコーヒーの酸味、それぞれのフレーバーノートが相互補完し合うため、美味しいペアリングとなります。
みたらし団子の甘みは、ブルンジコーヒーの酸味とバランスを取る役割を果たします。また、みたらし団子の醤油ベースのタレの塩気がコーヒーの甘みを引き立てる効果もあります。
ブルンジコーヒーのフルーティさや花の香りは、みたらし団子のシンプルな甘さと相まって、全体の風味を豊かにします。
また、みたらし団子のもちもちとした食感と、コーヒーの滑らかな口当たりが楽しいコントラストを生み出します。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は以下の内容に焦点を当ててお話をさせていただきました。
・ブルンジ産コーヒーの味わいの特徴がわかる
・歴史や文化を知ることで、コーヒータイムがさらに楽しくなる
・焙煎度を変えたブルンジコーヒーの風味の違い
あなたのコーヒータイムがより豊かになること祈っております。