ブラックコーヒーはダイエットや健康維持に良いとされていますが、そのカロリーについての正確な情報を知っていますか?
実はブラックコーヒーはカロリーゼロではありません。
コーヒーカップ一杯当たり約6kcalです。
日常の飲食において、健康的な選択をするためにカロリーに関心を持つ人は多くいらっしゃいます。
この記事は、コーヒーのカロリーについて、そしてコーヒーを美味しく堪能するための選び方をご紹介します。
具体的には以下のような方々に有益な情報となるかもしれません。
・ダイエットをしている人: カロリー制限をしている人は、飲み物のカロリーにも敏感になりがちです。
・健康に意識的な人: 健康的な食生活を心がけている人は、食事や飲み物のカロリーに注意を払うことが多いです。
・糖尿病などの慢性病を持つ人: 血糖値の管理が必要な人は、摂取する食品のカロリーと糖質に注意することがあります。
・フィットネスやボディビルに取り組む人: 体型や筋肉の管理をしている人は、全体的なカロリー摂取量に気を使うため、飲み物のカロリーも重要視することがあります。
より健康的に、そしてより美味しいブラックコーヒーを楽しみましょう!
ブラックコーヒーのカロリーは一杯当たり6kcal
実はブラックコーヒーって0カロリーじゃありません。驚く方も多いのではないでしょうか。
健康増進法で定められた栄養表示基準により、100mlあたり5kcal未満の食品は「カロリーゼロ」と表示できるのです。
そのため、「ノンカロリー」「カロリーゼロ」と表記のあるコーヒーであっても、正確には0カロリーではないため気をつける必要があります。
文部科学省が提供している「食品成分データベース」によると、100mlのブラックコーヒー(浸出液)のカロリーは4kcallになります。
一杯の量は一般的なコーヒーカップで150mlなので、だいたい一杯当たり6kcalです。
カロリーゼロではないにせよ、思ったほど高くなく、太りやすい飲み物ではないことがわかります。
※参照:消費者庁「栄養成分表示ガイドライン 食品表示基準に基づく栄養成分表示の方法等」
インスタントコーヒーもドリップコーヒーとカロリーはほぼ同じ
自宅で気軽にコーヒーを楽しみたい時、外に出てコーヒーを飲むのは手間だと感じることがあると思います。そんな時、手元にあるインスタントコーヒーを使う人も多いですが、そのカロリーについては意識していますか?
結論から言えば、インスタントコーヒーもドリップコーヒーとカロリーはほぼ同じで低カロリー。そこまで気にしなくても大丈夫です。
インスタントコーヒーは、コーヒー豆から抽出した液体を乾燥させて粉末にしたものです。
この粉末状のインスタントコーヒー100gあたりのカロリーは288kcalとなっていますが、100gもの量を一度に飲むわけではありません。
通常、インスタントコーヒーでは1杯150mlあたり約2gを使用します。
よって、1杯では約6kcalという計算になります。
インスタントコーヒーだからと言ってカロリーが高いわけではないことがわかります。
砂糖やミルクの入れすぎに注意
ブラックコーヒーは苦みがあり、目覚めやリフレッシュに最適な飲み物です。
低カロリーなため、健康や体重を気にする人にとっても安心です。
ただし、砂糖やミルク、生クリームなどを多く加えると、すぐにカロリーが高くなるので注意が必要です。
コーヒー | 150ml | 6kcal |
スティックシュガー (グラニュー糖) | 5g/本 | 20kcal |
角砂糖 | 5g/個 | 20kcal |
ガムシロップ (果糖ブドウ糖液糖) | 11g/個 | 31kcal |
生クリーム | 30g | 121kcal |
アイスクリーム | 30g | 53kcal |
コーヒーフレッシュ (コーヒーホワイトナー) | 5g/個 | 11kcal |
上記の表は文部科学省が提供している「食品成分データベース」をもとに作成しましたが、
もしコーヒーにグラニュー糖とコーヒーフレッシュを加えれば合計で約37kcalになります。
ブラックコーヒーはそのまま飲めばカロリーが低いですが、砂糖やミルクなど添加物をたくさん加えれば、加えるほど高カロリーになってしまいます。
ダイエットをしている人はこれらの添加物の使用量に気を付けましょう
ブラックでも甘いコーヒーはあるの?
高品質な豆であればブラックでも甘いコーヒーはあります。
後味がほんのりと甘かったり、口に含んだ瞬間にすぐ甘さを感じるコーヒーもあります。
しかし、一般的な砂糖やハチミツなどの甘さとは少し違うかもしれません。
ブラックコーヒーの甘さはコーヒーが持つ独特の風味や香りの一部であり、それがブラックコーヒーに甘さを感じさせています。
わかりやすい甘さとは違うかもしれませんが、
高品質なコーヒー豆であれば砂糖やハチミツがなくても、甘さを感じるほどの風味や香りをもったコーヒーを楽しむことができます。
健康に気をつけながらも美味しいコーヒーを飲みたい場合は?
コーヒーの魅力はカロリーが低いことだけではありません。
味わいも十分に楽しんで頂けたらと思います。
手軽にコーヒーが飲めるインスタントも魅力的ですが、美味しさを求めた場合はやはり、ドリップしたコーヒーがおすすめです。
簡単なドリップ方法などは以下の記事でご紹介しますが、
次のセクションでは美味しいコーヒー豆の選び方をご紹介させて頂きます。
美味しいコーヒー豆の選び方
私が思うに、ドリップ方法にこだわるより豆選びにこだわった方が、より美味しさに繋がると思います。
以下の2つを基準に選んでください。
新鮮な豆を選ぶ
焙煎後1ヶ月以内の豆であれば美味しくコーヒーが飲めます。
豆や粉を購入する際には焙煎日を確認してみて下さい。
コーヒー専門店であれば店員さんにたずねて見るのもありだと思いまが、
焙煎日の表記がなかったり焙煎日がわからないのであれば酸化が進んだ豆である可能性があるので注意してください。
詳細な情報が表示されている豆を選ぶ
高品質な豆を見極める為にはコーヒーのラベル表記を確認してみてください。
実は、コーヒーのラベル表記は大雑把なものがほとんどです。もし、裏のラベルをみて『ブラジル』とだけの表記ならば注意が必要です。
そのコーヒーは品質がよくない可能性が大です。
しかし逆に、
「生産国」「生産地域」「農園」「加工方法」「品種」などが表記されていれば高品質なコーヒー豆である可能性が高いです。
詳細な情報が表示されていればいるほど、高品質な可能性が高いです。
まとめ
1.ブラックコーヒーはカロリーが低いが、ミルクなどを加えると高カロリーになる。
2.美味しさを求めるならドリップコーヒー
3.以下の2つの豆を選ぶ
・新鮮な豆
・詳細な情報が表示されている豆
新鮮な豆・詳細な情報がわかるコーヒー豆はスーパーでは置いてないかもしれないです。
コーヒー専門店でも情報が曖昧な場合もあります。
お近くでいいコーヒー豆に出会えなければ是非ayakara coffeeをお試しください。
健康に気を使いながらも、美味しいコーヒーを楽しみましょう!