【手回し焙煎】コーヒーのチャフ対策はハンディタイプの掃除機がおすすめ

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コーヒー愛好者にとって、家での焙煎は最高の楽しみの一つです。

しかし、焙煎過程で発生する「チャフ(コーヒー豆の外皮)」は、悩みの種になりがちです。

私も手回しの焙煎をしているのですが、ネットショップで販売もしているため焙煎の頻度も多めです。

そのためチャフもかなり出ます。

このチャフの処理はとても面倒で、

・熱いコンロ周りにチャフが飛び散るので掃除する際にやけどしそうで怖い

・水拭きしたらチャフがコンロの隙間に挟まる

・小さいチリトリを使っても取りきれないし、手間

多分、この記事を見ている方も同じような経験をしているのではないでしょうか?

様々なチャフ対策を試してみましたが、その中でも私が一番おすすめしたいのがハンディタイプの掃除機です。

特に焙煎の頻度が多い・手動の焙煎にこだわっている方にはおすすめです。

しかし、焙煎の頻度が少ない方にもいくつかおすすめのチャフ対策があるので、それぞれのメリット・デメリットもご紹介します。

ご自身にとって最適なチャフ対策を見つけて、焙煎をもっと楽しんでください。

それでは私の実体験や考察を踏まえて解説させて頂きます。

そもそもチャフとは?

チャフはコーヒー豆を焙煎する際に発生する薄い膜や皮のことを指します。

具体的には、コーヒー豆の外部に付着しているシルバースキンという部分が焙煎の熱によって乾燥し、はがれて飛び散るものです。

このシルバースキンは、コーヒーの果実の中で豆を保護する役割を果たしています。

焙煎過程でこのチャフは軽くて飛びやすいため、焙煎機の中や周辺に散らばることが多いです。

手回し焙煎の頻度が多い方にはハンディタイプの掃除機がおすすめ

おすすめする理由は焙煎の頻度が多い場合、ハンディタイプの掃除機が「労力・時間・価格」の面で私の経験上、一番効率的だったからです。

私が使用しているハンディタイプの掃除機は「アイリスオーヤマ ハンディクリーナーIC-H50-B」です。

これを買うことでチャフの掃除がかなり楽になりました。

もしかしたら、もっと性能がよかったり価格が安いものが探せばあるのかも知れませんが、私はこの掃除機で十分満足しています。

アイリスオーヤマ ハンディクリーナーIC-H50-Bのスペックは以下の通りです。

ブランドアイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
電源バッテリー式
電圧14ボルト
商品サイズ幅:56mm、奥行:57mm、高さ:402mm(本体のみ)
重量500g(本体のみ)
充電電源(充電アダプター)入力:AC100-240V 50/60Hz、出力:DC14V 1.0A
充電時間約2.5時間
価格約8500円

メリットは使い勝手の良さ・安全・楽だし時短

使い勝手の良さ:重さもペットボトルと同じくらいなので女性でも軽々もてます。

安全:コンロ周りの熱い部分でも臆することなく掃除できます。火傷の心配もなくなるので安全です。

楽だし時短:チャフの掃除も楽にできるし、時間も短く済みます。

デメリットは価格・用途の限定・収納場所の問題

私は焙煎の頻度が多いので購入して大満足だったのですが、焙煎の頻度が少ない方にとってはデメリットに感じてしまう部分もあるかもしれません。

価格:チャフの掃除のために約8500円の掃除機を購入するより、そのお金でコーヒー豆を直接店で買う方が良いと感じる人もいるでしょう。

用途の限定:ハンディ掃除機は、アタッチメントを変えることで家のゴミも吸うことができます。しかし、衛生的な観点から、コーヒーのチャフ専用として使うのがおすすめです。それを考えるとせっかくの掃除機だけどチャフだけに用途が限定されるので一部の人にはデメリットに感じるかもしれません。

収納場所の問題:普通の掃除機に比べるとコンパクトですが、コーヒー焙煎の際だけに使用するとなると、意外と場所を取ると感じるかもしれません。

焙煎の頻度が少ない方におすすめの対策方法

焙煎の頻度が少ない方にとってはコーヒーのためだけに掃除機の購入は躊躇してしまう事かもしれません。

少し手間が掛かってしまうのですが、他にも様々なチャフ対策の方法があります。

よく聞くのが、

・コンロ周りにアルミホイルを敷く
・生豆を水で洗う

上記2つの対策だと思います。

これらにもメリット・デメリットがあるのでご紹介します。

コンロ周りにアルミホイルを敷く

メリット

安価: アルミホイルは安価で手軽に手に入れることができます。

掃除の手間の減少: アルミホイル上に落ちたチャフは簡単に取り除くことができます。

コンロの汚れ防止: 直接コンロにチャフが落ちるのを防ぐことができます。

デメリット

面倒:焙煎のたびにアルミホイルを敷くのは少し面倒に感じます。

時間がかかる:コンロ周りの熱が下がってから取り外し作業になるので時間がかかります。

生豆を水で洗う

メリット

チャフの量が半減:焙煎するときチャフの量が半分以下に減少します。

デメリット

風味が落ちる:生豆を水で洗うとスッキリとした味わいになると評価する方もいるのですが、私には風味が落ちる様に感じました。

労力が変わらない:確かにチャフが半分以下に減少するのですが、チャフが多かれ少なかれ掃除をする労力はさほど変わりませんでした。

注意点:こまめな掃除が必要です。

どんな対策をとってもやはりこまめな掃除が必要になります。

完全にチャフを防げる訳ではないことに注意してください。

換気扇のフィルターの取り替えの頻度は多くなるし、換気扇の周りにもチャフが付きます。

コンロ周りと近くの壁に微妙にチャフがくっついてることもしばしばあります。

自宅での焙煎にはこまめな掃除が付きものです。

まとめ

コーヒーの自家焙煎は、新鮮な豆から最高の風味を引き出すための最良の方法の一つです。

しかし、焙煎過程で発生するチャフ(コーヒー豆の外皮)の掃除は、多くの焙煎愛好者にとっての課題となっています。

ここでは、焙煎の頻度が多い方・焙煎の頻度が少ない方に分けて対策方法をご紹介しました。

焙煎の頻度が多い方は

・ハンディタイプの掃除機がおすすめ

焙煎の頻度が少ない方は

・コンロの周りにアルミホイルを引く
・生豆を洗う

この記事をご覧いただきありがとうございました!

この記事を書いた人

aya_hobbit

2人の子持ちママ。コーヒー豆屋で7年間の勤務経験あり。現在は自家焙煎のオンラインショップを運営している。

資格:コーヒーマイスター
Instagramフォロワー:4,500人以上

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