【手回し焙煎記録】ミャンマージーニアスレッドハニー

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焙煎とは、コーヒー豆の風味や香りを最大限に引き出すための重要な工程です。

焙煎の方法や焙煎度合いの評価の仕方も人それぞれです。

今回は当店でミャンマージーニアスレッドハニーをどのように焙煎しているのか、

コーヒー豆を焼き上げるまでの工程を紹介させて頂こうと思います。

実は今までに何回もミャンマージーニアスレッドハニーを焙煎しているのですが、浅煎り・中煎り・深煎りどれも素晴らしい味わいがあります。

その中でも今回は「ミャンマージーニアスレッドハニー【深煎り】」を紹介していますが、

心地良い苦味と深いコクが特徴のこのコーヒーはどのようにして生まれたのかを是非あなたに知って頂きたいのです。

また、この記事は以下の方にも参考になるかもしれません。

・焙煎に興味がある方
・ayakara coffeeのコーヒーが気になる方
・自分の焙煎方法と比較したい方


あくまでayakara coffeeの独自の焙煎方法なので一例として捉えて頂ければと思います。

今回レポートしたミャンマージーニアスレッドハニー【深煎り】を購入するリンクを掲載していますので、

ぜひ、その深い風味と香りを自分の舌で確かめてみてください。

ミャンマージーニアスレッドハニー【深煎り】

ayakara coffee

この商品はお陰様で完売しました。

ミャンマージーニアスレッドハニーはどんな豆?

ミャンマージーニアスレッドハニーは、その名の通りミャンマーで生産され、ハニープロセス製法で精製されたコーヒー豆です。このセクションでは、その特徴について詳しく解説します。

生産地は シャン州 ユアンガン

シャン州のユアンガンは、圧倒的な生産量を持つエリアで、ここでのコーヒー生産者は大部分が小さな規模の自家農園を持っています。実際、多くの生産者が所有する土地は1ヘクタール以下です。

ユワンガン地域は、標高1,400〜1,600メートルの高所に広がっており、その暖かく湿潤な気候はコーヒー栽培にとって最適です。

さらに、日中と夜間の気温の変動が大きいため、コーヒーチェリーはゆったりと成熟し、豊かな風味が形成されます。

ジーニアスはミャンマーのコーヒー企業

ジーニアス(Genius)はミャンマーのコーヒー企業です。地元のユアンガンの農家の方々に技術指導や苗木・資材等の提供をしています。

農家の方々によって集められたコーヒーチェリーはジーニアスコーヒーが所有する加工場で精製されます。

ハニープロセス

ハニープロセスは甘さに特徴がある精製方法です。

プロセスの乾燥の過程でミューシレージ(果肉と種の間にある粘液質)の量と乾燥時間によって甘さや風味の違いが生まれます。

種類工程
ホワイトハニーミューシレージを90%ほど除去
ゴールデンハニーミューシレージを75-80%ほど除去
イエローハニーミューシレージを50%ほど除去
レッドハニーミューシレージを20-25%ほど除去
ブラックハニーミューシレージをほぼほぼ除去しない

上から4つ目のレッドハニー。ミューシレージが多く残っているためキャラメルのような甘さやフルーティーな風味を持ちます。

これにより、独特の風味の深みや複雑さを持つ反面、品質管理が大変です。

頻繁に撹拌しないとカビや変な発酵臭が出て来るので品質の不安定な精製方法でもあります。

しかし、今回の生豆はハニープロセスなのにとてもキレイで、ジーニアスの品質管理のレベルの高さが窺いしれます。

トレーサビリティ

トレーサビリティは以下の通り。

生産地ミャンマー シャン州 ユアンガン
精製レッドハニー
標高1,400~1,600m
品種カツーラ、カツアイ、サンラモン
生産者ユアンガンの小農家さん
乾燥天日乾燥、アフリカンベッド
規格G1
サイズ17up
栽培・農薬の使用栽培期間中、農薬化学肥料不使用

トレーサビリティって何?って方は以下の記事をご覧ください。

いざ焙煎!!

生豆はこんな感じです。

写真で伝わるかわかりませんが、ツヤツヤしていて綺麗。水分が多めです。粒も揃っています。欠点豆は少しだけでした。

【使用機材】

手回し焙煎機(珈琲考具)
カセットコンロ

【焙煎工程の概要】

ハンドピッキング

焙煎(計9分)

・焙煎開始から1ハゼピークまで中火(6分半)

・1ハゼピークから落ち着くまで弱火(1分)

・落ち着いたとこからで2ハゼピークまで中火(1分半)

197g(焙煎前) → 157g(焙煎後)

焙煎指数1.25

焙煎度:フレンチロースト

ハンドピッキング
焙煎前の豆

今回のミャンマージーニアスの豆は綺麗。欠点豆は少しだけなので非常にハンドピッキングが楽でした。

焙煎
焙煎開始から1ハゼピークまで中火(6分半)

だいたい200gの容量一杯で弱火から焙煎をすると熱の入り方が悪くかなり時間がかかるので、中火から始めます。

5分ごろから1ハゼが始まるけどそのまま火力は変えずにピークまで粘ります。

1ハゼピークから落ち着くまで弱火(1分)

1ハゼのピークから弱火にします。だんだんハゼの音がなくなって落ち着いてきます。

落ち着いたとこからで2ハゼピークまで中火(1分半)

ハゼの音がなくなって落ち着いたところで中火に戻します。2ハゼのピークまで粘ります。
2ハゼからは一気に焙煎が進むので、ここが難しいところです。

完成
焙煎後の豆

計9分で終了です。


焙煎のこだわりポイント

素早く直火式で焼き上げることで香りを引き出し、コーヒーの風味を強く際立たせています。

焙煎時間は一般的には早い方ですが、焙煎の煎りムラがでないギリギリをせめています。バッチリいい感じに仕上がったと思っています。

ミャンマージーニアスレッドハニー【深煎り】は、ハニー精製によって最高のフレーバーを引き出した深煎りのコーヒー豆です。

フレンチローストで仕上げることにより、コクのある苦味と心地よい甘さを引き出しました。

一口飲むたびに香り高い焼リンゴのような甘さが広がり、リラックスできるひとときをお楽しみいただけます。

心地よい味わいとともに、ミャンマーの農家たちの努力や情熱、そしてミャンマーコーヒーへの憧れも感じていただければ幸いです。

ミャンマージーニアスレッドハニーは、ミャンマー特有の気候と土壌によって生まれた独特の風味と香りを持つコーヒー豆です。

焙煎とは、コーヒー豆の風味や香りを最大限に引き出すための加熱処理のこと。

ミャンマージーニアスレッドハニーの場合、焙煎の方法や時間によって、その独特の風味や香りをさらに引き立てることができます。

気になった方は、以下のリンクから商品ページにアクセスしてください。

ぜひ、その深い風味と香りを自分の舌で確かめてみてください。

今回レポートしたミャンマージーニアスレッドハニー【深煎り】を購入するリンクを掲載していますので、

ぜひ、その深い風味と香りを自分の舌で確かめてみてください。

ミャンマージーニアスレッドハニー【深煎り】

ayakara coffee

この商品はお陰様で完売しました。

この記事を書いた人

aya_hobbit

2人の子持ちママ。コーヒー豆屋で7年間の勤務経験あり。現在は自家焙煎のオンラインショップを運営している。

資格:コーヒーマイスター
Instagramフォロワー:4,500人以上

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